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用語集

Glossary

用語集(C-D)

Casing

ケーシング

掘削した井戸に内枠をつけること、もしくは、井戸のなかに入れる鋼管のことです。井戸の中に鋼管を内枠として入れることにより、井戸の崩壊、流体の進入による汚染の防止等を行います。

Classification

船級

船級協会が機関・船体・艤装品などを一定の規定に基づいて検査し発給する船舶・リグの資格・等級をいいます。

Competitive Market Rig

競争市場リグ

国営会社が運用するなど顧客や操業海域が限定されているリグを除いた、受注競争下のリグのことです。

Completion

仕上げ

掘削作業の完了した坑井に、原油・天然ガスを生産するための機器・装置を設置し、生産が可能な状態に完成させる作業のことです。

DPS

ダイナミック・ポジショニング・システム

Dynamic Positioning Systemの略です。アンカーによる係留が困難な大水深の海域などにおいて、浮遊式海洋掘削リグ(ドリルシップ等)を推進装置(スラスター)を制御することにより、アンカーなしでリグを洋上の定位置に保持するシステムをいいます。

DST

生産テスト

Drill Stem Test、裸坑あるいはケーシング内で行う地層試験のことです。地層流体の確認、産出能力の把握、地層圧力・温度の測定等に関する調査を目的として行われ、坑内機器としてパッカー、ダウンホールバルブ、坑井圧力測定器等がドリルストリングに接続されて実施されます。地表にはセパレーター、バーナー等からなる簡易生産施設を設置し、産出流体の処理を行います。

Day Rate

日割作業料

日割り作業料のことです。オペレータとドリリングコントラクター間の掘削請負契約については、掘削リグのMobilization 費用(動員費)およびDemobilization 費用(復員費)を除いて、「Day Rate(日割作業料)」に基づいて1 ヶ月ごとに作業料金を集計し、精算されるのが一般的です。
Day Rate は、リグの性能や稼動地域(海域)によって変動するとともに、リグの需要と供給のマーケットバランスによっても影響を受けます。一般的に、油価やガス価格が高値で推移すれば、石油開発会社の探鉱開発活動は活発になり、リグに対する需要は旺盛になるとともに、Day Rate のレベルも上昇します。対して、その逆の状況になれば、掘削リグに対する需要は低下し、スタンバイするリグが増えてDay Rate のレベルも下がる傾向があります。

Deepwater

大水深

未探鉱・未開発の石油・天然ガスフィールドの一つである、大水深海域のことをいいます。大水深掘削には、その水深で稼動可能なリグの使用の他、非常に多岐にわたった要素技術が必要とされ、浅海で遭遇し得えなかった技術的な課題あるいは浅海ではさほど重要視されなかった技術的な課題も多数含まれているため、従来の海洋掘削技術・ノウハウを踏まえて各要素技術が発展しております。また、油・ガス田の開発コストの中でも掘削コストは大きな部分を占めるため、掘削コストの低減あるいは掘削作業の安全性を高める新規技術の導入も進められております。

Demobilization Cost

復員費

復員費のことです。掘削作業を終了し、掘削リグをオペレータとドリリングコントラクターが合意した場所に移動させる際に、オペレータがドリリングコントラクターに支払う費用です。

Downhole Risk

坑内リスク

掘削中のパイプが坑井の崩壊などにより抑留されて回収できなくなったり、高圧流体が坑内に浸入するなどの坑内トラブルに遭遇するリスクのことです。

Downstream

下流部門

石油・ガスエネルギー業界における下流部門をいい、主に精製、販売の工程が該当します。

Drawworks

ドローワークス

パイプや機器を坑井内に昇降させるドリリング・ラインの巻揚げ装置のことです。大型の鉄製円筒状の胴・ブレーキ・動力源・その他補助装置から構成され、胴の回転力と重力によりワイヤーロープに吊るされた重量物を昇降させます。

Drill Pipe

ドリルパイプ

ビットに接続するパイプのことです。ビットへ回転を伝達し,泥水を坑底に送る役割を担います。

Drill Ship

ドリルシップ

船型とも言われ、船に掘削機器等を取り付けたタイプの海洋掘削リグです。掘削作業時には船体を数個の錨で係留するのが従来からの方式ですが、スラスターを使って位置を保持する方式(DPS)が開発されました。このコンピュータを使った位置制御装置によってセミサブマーシブル型なみの安定性が得られ、大水深での稼働(1,500m以深)と高移動性が十分に発揮できるようになりました。移動時にジャッキアップ型やセミサブマーシブル型に比べて船が受ける抵抗が少なく、推進装置によって普通の船と同じように12-15ノットのスピードで自航できます。

Drill String Compensator

ドリルストリングコンペンセーター

セミサブマーシブル型リグにおいて、潮流による船体の上下動を吸収し、ビットに一定の荷重をかけ続けるための装置のことです。トラベリング・ブロックとフックの間に位置し、高い圧力によりドリル・ストリングの全重量を制御することでビット荷重を与えます。

Drilling Crew

ドリリングクルー

掘削現場において、掘削装置あるいは機器を操作し,実際の掘削作業に従事する者のグループのことです。ツールプッシャー以下、ドリラー、アシスタントドリラー、デリックマンあるいはポンプマン、フロアマン等によって、1組のドリリングクルーが構成されます。
掘削作業は,12時間交代で24時間昼夜を問わず行われるため、1つの掘削現場には、2組のドリリングクルーが常駐していることになります。 

Drilling Supt.

掘削監督

Drilling Superintendent、掘削監督のことです。リグ等掘削現場における最高責任者です。